損切りのやり方がわからない。具体的な損切り方法を知りたい!
こういった疑問にお答えします
現在、投資歴は5年(FX歴は1年半)でFXの月収は50万円程です。この程度ならまず誰でも達成可能です。その中で損切りの重要性に気づいたことで
利益の伸び率が格段に上がりました。巷では【損切り貧乏】【損切りは悪】等、言われていますが、私は完全否定派です。
正直、損切りができなければ最終的にロスカットを食らうことになるし、何のために今までトレードしてきたのかわからなくなります。
よく、こんなことを耳にします
買いでエントリーしてたけど、下落してきたから損切りした。でもその後、上がってきたよ~汗 損切りしなかったらよかったやん~
正直、これは誰もが経験していることですが、経験値の豊富なトレーダーほど全く気にしていないことが多いです。
要は、エントリー前にしっかりとしたシナリオを組んで損切りラインも設定した上でトレードしているので、仮に負けても「しゃあないな~負けた原因検証するか~」
みたいな感じになります(笑)
なので、上記のように「損切りしなかったらよかった」という感情は捨ててトレードに臨みましょう
まだ、FXのやり方がいまいちわからない方はコチラの記事からどうぞ→【初心者必見】FXの始め方【簡単にまとめました】
損切りのやり方を徹底解説【各ステップごとに解説】
【ステップ1】意識されているライン(レジスタンス・サポート)で損切りはNG
よく聞く「損切りした瞬間、反発してしまった~ ポジション持っておけばよかった~」という名台詞
この原因のほとんどが意識ラインもしくは、その手前に損切りラインを置いてあることが多いです。
チャートを見て解説していきます。
仮に上の画像のところで売りエントリーをし、損切りラインを直近の高値に設定したとします。
エントリーの約1時間ほどで損切りラインに到達し、また損切りラインから下落してしまうこの現象。
この時の大衆心理としては、「直近のレジスタンスラインに来たから、売りでエントリーしていくか~」
もしくは、元々買いポジションを持っている人が「ここの高値は超えないっぽいから一回利確しとくか」
こういった流れから売りが売りを呼んで下落していくわけです。
なので、意識ラインでの損切り設定はこういうことになる場合は多いですね。
じゃあどうすればいいかというと、意識ラインより10PIPS程度(GBP系は15~20PIPS程度)上に設定すればいい。
チャートで見てみると
このように10PIPS上に損切りラインを設定したとしても、リスクリワード1:1.2なので悪いエントリーでは全然ありません。
このポイントを押さえておけば、少なくとも大負けしたり、口座を溶かすようなことはなくなりますので是非試してみてください
【ステップ2】損切りは資産の基本3%~5%まで
のところでも解説しましたが、まずはこれを徹底していく必要があります。
ユロドルの5分足を表示します
まず第一前提として、エントリーする前は必ずシナリオを組んでからトレードしないといけません。
というのもシナリオを組まないと、いざエントリーするときに何万通貨で取引すればいいか、わからず
適当にロットを張って結局大きな損失を出してしまうからです。(今回の損切りラインは適当に設定しているので気にしないでください)
例えば、あなたが資金を100万円持っていたとします。
こういった感じで計算していくとよいでしょう。
【ステップ3】チャートパターンを用いた損切り設定【中級者向け】
これは少し中級者向けの話になります。
要はチャートパターンが出現して、そのパターンが崩れたときにすぐに損切りをするというやり方です。(私が一番使っているやり方です)
チャートパターンがわからない方はコチラの記事から進んでみてください➡【FX大公開】勝てるチャートパターン6選
一度チャートを見てみましょう
これは三尊というチャートパターンです。基本的に三尊が出現するとチャートは下落していきます。
なので、この三尊が崩れた瞬間、画像に書いてある損切り付近で決済するようにしましょう!
おまけ【結構重要】
・フィボナッチ・リトレースメントを使って損切りを設定
フィボナッチ・リトレースメントがわからない方はコチラの記事に進んでください➡【FX】フィボナッチの引き方と注意点【トレード技術が激変します】
フィボナッチ・リトレースメントは多くの投資家が愛用していることから、利益確定、もしくは損切りラインに設定するとが多いです。
これもチャートを表示して説明していきますね
仮に61.8%ラインで買いエントリーをした場合、損切りラインは38.2%ラインから10PIPS程度離れたところで損切りラインを置くようにしてください。
というのも、このチャートでみてわかるように、フィボナッチの61.8%・38.2%ラインはかなり意識されやすいラインなので、結構反発することが多いのが特徴です。
なので、フィボナッチを用いる際は、このような方法で行うようにしてください。
まとめ
今回は損切りのやり方について基本的なところを解説していきました。
正直、これが守れるだけで資産はかなり減りにくくなります。
トレードで一番大事なことは【いかに資産を減らさずできるか】
ここがトレードの肝になってきます。
スポーツでも同じでまずは攻撃ではなくディフェンスを強化することで、
負けないチーム作りをしていきます。トレードもまったく同じで適切な損切りが
ディフェンス力の強化につながるので、それができれば後は攻撃力を強化してバンバン利益を取って
資産を増やせるように心がけましょう!
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